－九州を旅して想ったこと－

佐賀の空気とイカはただただ美味しく
長崎の町並みでは和洋中が深く融合する
熊本のお城と阿蘇山はどっしりと静かにそこに佇む
鹿児島の職人の技は徹底的に繊細で巧みで
宮崎の高千穂峡では目に見えない力をもらい
大分の温泉は古く新しく心洗われる
福岡の大宰府天満宮はすべてが美しく格好が良い

九州は本当に面白かった。
10日間では全然足りないくらい奥が深く、色が濃く、
まだまだ見たいモノ、食べたいモノ、やりたいコトがいっぱいだ。
今回はたくさんの神社、たくさんの職人芸、たくさんの温泉を見た。
全部スキだ。今回の旅でいっそうスキになった気がする。
列車も珍しいのが多く、特に観光列車なんかは見た目もカッコよくて、
鉄道マニアじゃない自分でもテンションが上がった。
マニアになったかも？もう少し歳を取って、ゆとりができたら色々乗りたい。

九州では、人にも感動した。
九州の人はおしゃべりで、おせっかいで、やさしくて、あたたかい。
居酒屋のおばちゃん、陶芸屋のおばちゃん、駅まで送ってくれたおばちゃん 。
おばちゃんスキだわぁ。話してて面白いし、いい人ばかり。
友達の家族の人にもお世話になったし、いい家族ばっかだった。

「ありがとう」

旅人は時間を気にしない
旅人は靴を履かない
旅人は新幹線に乗らない
と言いつつ、なんか時間に追われてた気がする。やっぱり色々見たいし。
あと交通の便が悪かったっていうのもあるけど、走ったりしちゃった。
もうちょっと時間をかけてゆっくり周りたかったな。
今回はサンダルで旅に出ました。皆に驚かれたけど、歩きやすいし、寒くはないよ？
本当は野宿とかしても良かったけど、まだ寒いのかなってそれはやめました。

今回の旅は言葉では表せない。
たくさんのモノを見て、たくさんの物を食べ、たくさんの人にお世話になった。
それを簡単な言葉になんかできない。写真でも伝わらない。
心で感じたことは描写するものでなく、心に刻まれる。
それは忘れない。

「感動」と「感謝」の旅でした。

旅　好男