この前高校の授業で日本語の歌を教えました。
”大きな古時計” by平井堅です。こっちの教会で歌う曲と同じのがあるみたいで、
メロディもゆっくりだし、比較的歌いやすかったみたい。
ただ言葉を切ったりリズムに合わせるタイミングがつかみにくい部分がいくつか
あって、少し戸惑ってた。でもやっぱみんな歌とか踊りが好きみたいだね。
ま、確かに普通の授業よりは面白いだろうし、音楽の授業自体ないから。
で、一クラス50人くらいいるんだけど、もう大合唱ですよ。
サビの”チクタク チクタク♪”の部分だけやたら声デカいし(笑)
で、歌い終えた後はなぜか拍手と歓喜の雄叫び、スタンディングオベーション。
何に対してか、誰に対してかわからないけど、オバマにでもなった気分でした。
”YES, WE CAN”
他にも色々こっちのマダ人が好きそうな音楽を集めてCDにしたら、気に入ってた。
あとは「ひらがな」と「カタカナ」も教えてみた。あまり教えるつもりはなかったんだけどね。難しそうにしてたけど、興味持って一生懸命書いてた。
50人もクラスにいれば、そりゃつまらなそうにしてたり、聞いてなかったり、
他のことしてたりしてる生徒もいるけど、中にはすごく熱心な生徒もいるわけで。
日本人の高校生よりは勉強熱心な子供が多いような気がする。
少なくとも高校時代の俺よりは・・・(苦笑)
日本の教育に文句を言うつもりはないけど、少し書かせてもらいます。
日本の授業は全部試験のためにしているようなもので、あまりためになっていないと思う。特に英語はひどいと思う。文法とか、余計分かりにくいんですけど。
第1文型とか第2文型とか。SV?SVOC?シニアボランティア?JOCV?それ俺。
確かに読解力とか、筆記力は上るかもしれないけど、それより会話方法を教えよ。
日本語だってみんな自然に会話の中で覚えてきたでしょ?
文法とか習ってないだろうし、話すときイチイチ考えないでしょ?
英会話の方がよっぽど将来役に立つし、先進国なのに英会話力がアジアでも下の方っていうのはちょっと恥ずかしいよね。
これからは世界と共に生きる時代ですから。そのためにはコミュニケーション力が必要なわけで、英語は最低でも話せないとね。早ければ早いほどいいから、
小学校からやるべきだと思うんだけど。そこに賛否両論あるみたいだけどね。
それに比べてニュージーランドの学校の授業方針はすごく良かったと思う。
小学校の後には日本で言う小学校6年生から高校3年生までの7年制の学校がある。
授業はもちろん必須科目もあるけど、学年が上がるにつれて必須科目の数が減り、
選択科目が増えていくっていうシステムだった。だから自分があまり得意じゃない授業(好きじゃない、嫌い、やりたくないとも言えるけど・・・)を受けずに、自分が受けたい授業をたくさん受けれる感じ。どう?良くない?
そういうシステムだったら、好きで面白い授業も増えるからより熱心になるし、
どうせ将来使わないのにとか、無駄な時間を過ごしてるとは思わないだろうし、
自分で選んでるから、成績とか悪くても誰のせいにもできないし。
むしろ上がると思うんだけど。自分の得意分野の力を伸ばせるしね。
卒業後の進路や就職も選びやすくなると思う。
部活も放課後にあるんだけど、それも学年別(年齢別)になってるし、人数が多いと
Aチーム、Bチームが作られるからほとんどの選手がレギュラーで試合に出れるし。
もちろん上手いやつは飛び級で上の年齢のチームにも入れる。
日本みたいに一年はボール拾いとか、面倒くさい上下関係がない。
気楽に楽しくやれる。いいでしょ?
みなさん、どう思いますか?
って、めっちゃ書いてるやん!!
以上、自己満足日本教育批判日記でした。
日本の先生方、怒らないでね♪(>∀<;)
Satoru